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Cognac François VOYER 85/88/90/93 pour BAR DORAS 132本限定 (700ml/48%vol)

42,900円

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20歳未満の飲酒は法律で禁止されています

※ 低温輸送中にラベルに滲みや擦れがあります。味わいには問題御座いません。ご了承の程宜しくお願い申し上げます。 《圧倒的な南国フルーツ系ランシオは他の追随を許さない現行最高峰コニャック》 【輸入経緯】 長年コニャックの造り手を廻る中、グランド・シャンパーニュ(GC)地区で現在トップを走る勢いと実力を感じる「フランソワ・ヴォワイエ」は、日本でも大人気の栽培から瓶詰まで一貫して自家で生産を行うプロプリエテール・コニャックです。 初訪問は2016年、当時から日本に正規輸入されていたフランソワ・ヴォワイエのコニャックがなぜ飛び抜けた南国フルーツのランシオ(貴熟)香がするのかを蒸留所長でありマスターブレンダーのピエール・ヴォードンさんに質問しました。「いい質問ですね。それではお見せしましょう」と色々な樽から原酒を汲んで用意し、まずはそれぞれをテイスティングさせてくれました。どの原酒も南国フルーツの味わいはしません。その後、ヴォードンさんがメッシリンダーでそれぞれの分量を変えながら1つにブレンドし、それを飲んだ瞬間見事な南国フルーツの味わいが解き放たれていて興奮して鳥肌が立つ瞬間でした。まるで手品を見ているような衝撃でした。 フランソワ・ヴォワイエが畑を持つGC地区超一等地となる“黄金の3角地帯”ヴェリエール村と隣接するアンブルヴィル村は、レンタカーのアクセルを踏み込んで上げっていく急斜面の石灰質土壌から日当たりや水捌けの条件もパーフェクトとなり、造られるコニャックは100年もの長期熟成に耐えられる強いブドウに酸度も乗り、厚みのあるボディがそれぞれに表れて相乗効果を生んでいます。その超一等地の原酒を使い、コニャック界で蒸留家とブレンダーとしての才能が飛び抜け注目されているヴォードンさんのテクニックが加わり、GC地区最高峰のコニャックが出来上がります。 尚、ヴォードンさんは、自らの名前のヴォードン蒸留所をファン・ボア地区にも設立しながら、「フランソワ・ヴォワイエ」と「ヴォードン」のコニャックを造り上げていています。 コロナ禍中2022年2月の訪問前、やり取りや訪問時に毎回担当していただく輸出マネージャーのモルガン・ムーテさんより、「他の造り手からあなたがリリースしているようなBAR DORASプライベートボトル(PB)をヴォワイエからも是非やりませんか?」と嬉しい提案をしていただき、「私自身が輸入免許を持っていても日本に正規代理店が付いているので、確認して可能であれば実現したいです」とのやり取りから日本正規代理店「ラールアルコル」社様に連絡をとり、PBを快諾していただきモルガンさんにお伝えしました。希望する味わいの原酒をモルガンさんがヴォードンさんと話し合い、6種類用意していただいた現地でのテイスティングの際、圧倒的な存在感を放ち鳥肌の立った“1977”のシングルヴィンテージを選び、初めてフランソワ・ヴォワイエのPBをリリースすることが出来ました。 ラベル裏に貼られる輸入者及び引取先だけが卸売の権利があり、自身が輸入元にならないため酒販DORASから酒屋さんへの卸しは出来ません。その中で1977のボトリング96本すべてをDORASに卸していただき、それにより弊社からのみの“独占発売”となりました。 ヴォワイエの味わいすべてが1番に表れた1977は即完し、今でも問い合わせがある偉大なコニャックでした。 次の年は家族の不幸から予約していた渡航をキャンセルした中で、モルガンさんとメールでやり取りして新しいPBへのサンプルを送っていただきました。 その中で特に光り輝いていた原酒で、前回のシングルヴィンテージから今回はヴォワイエらしい飛び抜けたテクニックと頭脳を使い格違いのコニャックを造るヴォードンさんのアッサンブラージュ(ブレンド)原酒を選びました。 1985、1988、1990、1993、4つのヴィンテージがアッサンブラージュされた原酒となります。 渡仏キャンセルから年が明け、今年(2024年)3月1日より49日間の渡欧をし、メインとなるコニャック廻りではPBの再輸入原酒を決めていたフランソワ・ヴォワイエにもモルガンさんにアポを取り訪問してきました。 モルガンさんは入れ違いで日本へ行かれるためお会い出来ませんでしたが、昨年クリスマスプレゼントで送ってくれたヴォワイエのスタッフ用ポロシャツを寒かったのですが熱い気持ちで着て参りました。 訪問ではヴォードンさんがマンツーマンでご対応いただき、長い渡欧期間で引き取りが出来ないため訪問した週にボトリングとなる直前段階の樽からPB原酒の味わいを再確認させていただきました。 また、ラベルに関しては輸入マネージャーのモルガンさんとやり取りを行い、前回同様樽にDORASが描かれた下部に今回使われた原酒の85、88、90、93が表記されています。 今回は132本のボトリングを決め、ラールアルコル様を通しこちらも前回同様総本数を卸していただきました。 それにより今回も弊社からだけの独占販売となり、BAR DORASが建て直し休業中で小売が出来ないためBAR DORAS ONLINE SHOPのみの販売としてご紹介させていただきます。 【テイスティングコメント】 フランソワ・ヴォワイエらしい芸術的なアッサンブラージュ(ブレンド)で、こちらは1985、1988、1990、1993、4つの樽を合わせて造られました。 4つの原酒からは、“エレガントな美しさ”ד桃や南国系パッションフルーツ”ד骨格”דウッディなタンニン”が掛け合わされ、4重奏カルテットが生まれます。 訪問時には中身の4つの原酒をそれぞれテイスティングし、それがミックスされたコニャックを口にして、コニャック界で至宝のマスターブレンダーであり蒸留家であるピエール・ヴォードン氏のテクニックに改めて感動しました。まさに“ヴォワイエ味”全開です。 グランド・シャンパーニュ地区の中でも超一等地で造られる原酒であるため、開封後からの時間経過により隠れている潜在能力が出てきます。 また、シングルヴィンテージは1種類だけのピュアで綺麗な味わいが出る良さがある中で、バッテッドは合わさることにより生まれる複雑さ、厚み、大きな余韻の変化が加わります。 南国フルーツのランシオ香や味わいは他の追随を許さない唯一無二の圧倒的な存在感を放つ、現行最高峰のフランソワ・ヴォワイエらしいコニャックです。 尚、上記の輸入経緯&テイスティングコメントをピエール・ヴォードン氏にリスペクトを込めてお送りしたところ以下の返信がありました。 「真実です。これは、ブレンドという芸術をめぐって出会った、地球の反対側に住む情熱的な2人の物語です。どの言葉も変えるつもりはありません」 Commented & tasted by Yasutaka NAKAMORI

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