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Cognac BERTRAND Single Barrel Selection Lot«1994» for BAR DORAS 264本限定 (700ml/59.2%vol)

29,700円

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20歳未満の飲酒は法律で禁止されています

自家栽培から瓶詰めまで一貫して自家で行うプロプリエテール・コニャック「ベルトラン」より、1994年シングルカスク(カスクナンバーR3.C5) / カスクストレングス(59.2度)をBAR DORASプライベートボトルとして自社輸入し、264本限定発売致します。 1731年よりブドウ栽培を始めた長い歴史を持つベルトラン家はコニャック地方プティット・シャンパーニュ地区でも石灰岩含有量の高いレオウ村に位置し、82ヘクタールの畑を所有しています。 お会いしたことのないご息女のテレーズ・ベルトランさんからSNSの申請をいただいき、「いつコニャックへ来ますか?その際には是非いらしてください」とメッセージ頂いたご縁から、2020年1月に初訪問してきました。この渡仏期間ではコニャック滞在4日間で15軒のコニャック農家にアポイントを取って廻り、こういったご縁から新規訪問が6軒ありました。 初訪問時はちょうど蒸留期間中で香り高い蒸留所内をご案内いただき、年間7000本の少量生産の醍醐味を各所から感じ取りました。新樽での熟成期間は半年〜1年と短く、テイスティングではプティット・シャンパーニュ地区らしいエレガントさ、ノンシュガー・ノンキャラメルの綺麗なブドウ本来のピュアな味わいと、グランド・シャンパーニュ地区のような力強さも感じ取りました。「是非日本に紹介したい」との提案もその場でまとまり、現在フランス本国以外はロシア、ベルギー、オランダだけの少量輸出の中、帰国して取り継いだインポーター(株式会社田地商店様)により2種類の遺産原酒がBAR DORASプライベートボトルとしてアジアへ初めての上陸となり、販売して即日完売となりました。 前回の渡航から帰国してすぐにコロナ禍になり、渡航が難しくなることから輸入酒類販売業免許(卸売・小売・通信販売)を取得して、自ら輸入しようと新たなチャレンジを行うことになりました。 今年(2022年)1月末より、フランスでは1月に1日50万人超の感染者が出るコロナ禍で決断し、2年ぶりとなった渡仏ではベルトラン家も訪問して来ました。渡仏前に「BAR DORASで扱う商品の買い付けだけでなく自身での輸入の原酒決めもしたい」とリクエストを送ってあり、訪問時にはコロナ禍でほとんど来客がない中で用意してくれていたカスクサンプルは素晴らしいものばかりでした。冬場は貯蔵庫で眠る樽の原酒も冷たいため、事前に小瓶に用意してもらっていたAからGまでのカスクサンプルはどれも悩ましいほど個性を放ち、その中からAとEの2つに絞り集中していると、もう1つと出してくれたカスクサンプルHをテイスティングした瞬間、引き込まれるような魅惑的な味わいがアルコール度数《59.2%》に強烈に詰まり、Hに即決しました。その中で、「帰国してもう一度確認したい」とA、E、Hのカクスサンプルを持ち帰らせていただき、帰国してのテイスティングで即決は変わらない判断だったと再確認し、3月頭より輸入へと進めてきました。 ユーロ高と燃料含めた輸送コストの上昇、コロナ禍での諸々の影響や遅れが出た中で、少しでもコストを抑えるよう動く中、9月にようやく東京港に入港して検査や通関を通り、東京湾岸倉庫でボトルと対面出来ました。倉庫で対面する瞬間は込み上げるものがあります。配送料やパレット廃棄料が高額なため湾岸倉庫から自身での引き取りを終え、ここで発売となります。 “浅草発、究極の一杯に向けてヨーロッパを駆ける” 現地での素晴らしい出逢いから、ベルトランを自身で輸入して日本にご紹介出来ることを嬉しく思います。ご期待ください。 ※ 尚、弊店での発売以外に卸しをさせていただきました酒屋さんは五十音順に、酒のキンコー様、信濃屋様、白木商店様、田中屋様、モルトヤマ様、リカーズハセガワ本店様となります。 宜しくお願い申し上げます。 【テイスティングコメント】 現在、通常のコニャックはユニ・ブランの単一品種で造られるものが殆どとなっていますが、こちらのシングルカスク1994年原酒にはその年の95%のユニ・ブラン種に5%のコロンバール種がアッサンブラージュ(ブレンド)されている個性と、数%だけ他の原酒を混ぜて貴熟的要素を出すフランスの伝統的アッサンブラージュの技術にもより、甘く優美でトロピカルフルーツのライチの香りが強烈に出ています。白桃やネクタリンに加え、ライムやグレープフルーツのシトラス系も混ざります。 グラスに注ぐとプティット・シャンパーニュ地区らしく最初から立ち上がる強烈な香りにより、鼻を刺すトゲが15分位経つと取れて甘みに変わる頃合いから飲み始めることをおすすめします。 パワフルな味わいも甘酸味が極限まで出てストラクチャーがしっかりと調和し、加水されてない液体は熟成年数以上に赤みがかったダークアンバーの色合いとなり、花の蜜の甘みや熟したライチが前面に出てとにかくフルーティー。59.2度の高アルコール度数により余韻も長く綺麗に続き、後味に貴熟的な甘いランシオを凝縮して堪能出来ます。 シングルモルトのカクスストレングス好きな方には是非飲んでいただきたい、腰のある高い満足感と、とにかく魅惑的な余韻の素晴らしさは今までにも稀に見ない官能をくすぐられるコニャックです。 Commented & tasted by Yasutaka NAKAMORI

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