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Cognac DROUET Lot ♯1986 pour BAR DORAS 144本限定 (700ml/58.6%vol)

32,780円

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20歳未満の飲酒は法律で禁止されています

※こちらはDORASからだけの144本限定独占販売となります。 《白花、白桃、ライチ、パッションフルーツの強烈なランシオが炸裂する“ハイパーエステリー”コニャック》 【輸入経緯】 コニャック地方グランド・シャンパーニュ地区セル-アングル村に位置する1848年創業「ドルーエ」へ2019年3月に初訪問した際、家族経営で栽培から瓶詰まで一貫したコニャック造り(プロプリエテール)の丁寧な味わいに一目惚れし、日本へその素晴らしいコニャックを紹介したい想いに対し、「アジアへ輸出したくインポーターを探している」との良きタイミングから初訪問で話が直ぐに決まりました。 帰国して、DORASプライベートボトル(PB)だけでなく定番商品も扱うことが真の正規代理店になると思い、当時私自身が輸入種類販売業免許を持っていない中ではそれを真髄とされる「ウィスク・イー」社様に取り次ぎ、PB以外にもドルーエの定番ボトル5種類(VS, VSOP, Réserve de Jean, XO, Paradis de Famille HORS D’ÂGE)が計約2000本、翌年2020年4月中旬に日本初上陸となりました。 コロナ禍直前となる2020年1月に再訪問した際には1993年シングルヴィンテージ(57度)のPB含め日本へ出荷する直前の段階にも立ち会えました。 じっくりと時間をかけて香りが立つグランド・シャンパーニュ地区に位置しながらも、最初から華やかでエレガントな香りが立つプティット・シャンパーニュ地区と隣接する中で、両地区の特徴がコニャックにバランス良く表れています。 若いコニャックには純粋で素直なフローラル&フルーティー、長期熟成には南国フルーツや茶葉の貴熟香がほとばしり、それぞれの定番ボトルにも個性があります。 3度目の訪問はコロナ禍での2022年1月、フランスでは1日50万人超の感染者が出る最中に渡仏を決断した3度目の訪問では、コロナ禍で取得した輸入酒類販売業免許から色々な造り手にて新たなPBの原酒決めを目的に向かい、ドルーエ家へも事前にメールでのリクエストをした中で多くの原酒をご用意いただきテイスティングして向かい合いました。その中には60年の熟成を経て丸いガラス瓶のデミジョン(ボンボンヌ)に保管されていたドルーエ家の遺産的なコニャックもラインナップされていて、その歴史的な味わいから「Lot ♯1960 Demijohn」が即決となりました。 そして昨年、2024年4月のコニャック廻りでは12日間で約25軒の造り手へアポイントメントを取り、コニャック最終日のラスト1軒がドルーエ家となりました。 15時過ぎにドルーエ家に到着すると現当主4代目パトリック・ドルーエさんと奥様のコリーヌ・ドルーエさんが「待っていました」とお出迎えくださいました。コリーヌさんはドルーエ家の35年熟成ピノー・デ・シャラントをたっぷりと入れて作ったという自家製タルトを用意してくださり、コニャック滞在中の午前中の訪問ではすべての日にランチを各造り手でご一緒させていただき、SNSでその記事も公開していたところ、タルトを切り分けていただきながら「次にコニャックに来る際には私達ともランチでもディナーでも是非ご一緒しましょう」と温かいお気持ちとしっとりと染み込んだタルトを美味しくいただきました。 その後はご自宅のサロンにて、今回11種用意していただいていたPB原酒のテイスティングを一緒に意見を交わしながら行いました。 今までリリースした2つのPB原酒両方を含め、ドルーエの樽出しコニャックは冬を連想するような、コクのあるボディと樽の味わいが全面に出ていましたが、今回のラインナップの中でひときわ個性的で、今までドルーエ家でテイスティングしたことのない存在感のある強烈な“ハイパーエステリーコニャック”に出逢いました。余韻にはランシオ(貴熟香)が脳天を突き抜けるようなインパクトのあるその1986年原酒をその場で決定しました。 このコニャック滞在期間では沢山のPBを決め、帰国して順序を持って輸入しようと年間計画を立てていく中で、しばらくの間この1986原酒を貯蔵庫でキープしていただきたい要望を了承してくださいました。 通常、弊社輸入商品に関しましてはお世話になっております各酒屋様に卸売をさせていただいておりますが、ドルーエは今まで同様ウィスク・イー社様が正規輸入元となります。 ボトル裏に貼ってある輸入元だけが卸売ができる権利が法律で決められており、こちらのドルーエは弊社からの卸売が出来ません。その中で今回は144本という本数から、すべての本数をウィスク・イー社様から弊社に卸していただきました。 それにより今回はDORASからだけの独占販売となり、2025年1発目の販売とさせていただきます。 【テイスティングコメント】 1986年秋に収穫されたユニ・ブラン種100%を同年12月に蒸留し、400リットルの新樽で 1 年間寝かせた後に古樽に移し、ドルーエ家では通常その後2〜3回樽を移し替えるところ例外的に残りの熟成期間中そのまま2024年10月25日のボトリングまで熟成されました。 現当主4代目パトリック・ドルーエ氏は父であるジェラール・ドルーエ氏と一緒に選別した非常に良い年(原酒が並外れたフィネスとフルーティーさを示した年)の樽に関してはアルコール度数を下げることなく数樽保管してきました。 訪問時11つのカスクサンプルの中で一際目立ち決定したこの1986 年のコニャックがその1つでした。 しっとりとした高湿度貯蔵庫でアルコール度数が落ちてメロウな酒質となる伝統的な味わいのコニャックと違い、高いアルコール度を維持できる乾燥熟成庫で熟成し、ボトリングまで約38年の熟成期間を経ても58.6度のアルコー度数を保っています。 飛び抜けた原酒を湿度の低い熟成庫で寝かすことにより白花、白桃、ライチ、パッションフルーツの強烈なランシオが炸裂する、甘く華やかな良い要素だけの“ハイパーエステリー”コニャックに仕上がっています。 1960年代〜1970年代の原酒含めた中でもポテンシャルが別格な“1986”は今までドルーエ家で出逢ったことがない魅惑的な味わいがあり、マストバイな1本と自信を持っておすすめ致します。 Commented & tasted by Yasutaka NAKAMORI

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