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Cognac BERTRAND « Heritage »pour BAR DORAS 120本限定

39,930円

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自家栽培から瓶詰めまで一貫して自家で行うプロプリエテール・コニャック「ベルトラン」より遺産原酒となる2種類のコニャック「エリタージュ」、「トレ・ヴュー・フ」をBAR DORASプライベートボトルとして発売します。 1731年よりブドウ栽培を始めた長い歴史を持つベルトラン家はコニャック地プティット・シャンパーニュ地区レオウ村に位置し、82ヘクタールの畑を所有してます。 ご息女のテレーズ・ベルトランさんからSNSの申請をいただいき、「いつコニャックへ来ますか?その際には是非いらしてください」とメッセージいただいたご縁から、昨年(2020年)1月に初訪問してきました。この渡仏期間では15軒のコニャック農家にアポイントを取って廻ってきましたが、こういったご縁から新規訪問が6軒あり、初訪問ながらベルトラン家では遺産となる原酒を分けていただき今回のご案内の経緯となりました。 訪問時はちょうど蒸留期間中で香り高い蒸留所内をご案内いただきました。 年間7000本の少量生産の醍醐味を各所から感じ取り、現在フランス本国以外はロシア、ベルギー、オランダだけの少量輸出の中、アジアへ初めての上陸となりました。 質の高い石灰質土壌で育てられたユニ・ブラン種100%を原料とし、伝統的なシャラント式蒸留器で2回蒸留を行います。新樽での熟成期間は半年〜1年と短く、プティット・シャンパーニュ地区の綺麗でエレガントなブドウ本来の味わいをピュアに感じ取れます。 今回ご案内します2つの限定ボトル(120本ずつ)は、テレーズさんのお祖父様レイモンド・ベルトランさんが薪で蒸留していた時代の原酒で樽出しのカスクストレングスとなります。 レイモンドさんがシモーネ・ヴァレさんと結婚した1948年よりベルトランとしての蒸留も始まりました。シモーネさんのヴァレ家は過去に2度DORASプライベートボトルとしてリリースしたピエール・ヴァレ(シャトー・デュ・モンティフォー)家のご息女で、両家共に歴史あるコニャック農家でしたが、ご結婚しシモーネ・ベルトランとなったことも、昨年の訪問時にシモーネさんとお会いできた際にお聞きし、初訪問ながらご縁を感じました。 (現在はテレーズさんの弟が蒸留を担当し、1980年代までの薪を燃料とした蒸留から現在主流のガス式へ) 原酒は双方も違う味わいで、レイモンドさんのパーソナルストックとなる「エリタージュ」は秘めた静かさから変化していく“陰”に対し、お祖母様シモーネさんのパーソナルストックとなる「トレ・ヴュー・フ」は最初から強く迸る明るい南国フルーツの“陽”。 “陰と陽”でありながら、最後の残り香は一体化して同じになる感動が待ってます。 優越付けられないそれぞれの良さがありますが、両方を飲み比べてのドラマがありました。 両原酒とも熟成によりオレンジがかった琥珀色で、グラスを傾けて落ちる涙は蜜のよう、プティット・シャンパーニュ地区の熟成規定を超えた遺産的原酒となります。 (今回のボトルは、コロナ禍以前の渡仏で帰国して株式会社田地商店さんに取り次ぎ輸入となった商品となり、現在取得した輸入酒類卸売業が適応されず、小売、通販だけとなります。今回は各種、弊店から60本、信濃屋さんから60本ずつの発売となりました) 【Heritage (青文字ラベル) テイスティングコメント】 Lot MeB.Dの1960年代シングルカスク/カスクストレングス。 プティット・シャンパーニュ地区ながら序盤はグランド・シャンパーニュ地区のようにポテンシャルを秘め、長く湿った貯蔵庫で寝かされ閉ざした“陰”。時間経過で隠れた南国フルーツが出てきる。徐々にウッディさが表れ、濃くなってくると茶葉やタバコ、なめし革やクローブ、イチジク、複雑な古典的コニャックらしいシャランテ・ランシオがじわじわと湧き出てくる。これぞクラシックなコニャック。複雑さが詰まり、残り香にはハチミツが残る。 2019年に500本限定で発売されたエリタージュより1年樽熟成させた原酒となり、その後樽内で少ない量で寝た分、より複雑味を増しています。 Commented & tasted by BAR DORAS 中森保貴 ※両方ともお買い上げの際には同じ注文ページより追加出来ます。それぞれ購入ですと自動的に送料が加算されてしまいますので、1度のご注文ですと送料は1回分のみとなります。

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